調査概要
| 調査目的 |
就職を希望する学生の職業観を把握する |
| 調査対象 |
2008年3月卒業予定の新規学卒者 |
| 有効回答数 |
1,860名 |
| 回答者プロフィール |
【性別】 男性789名/女性1,070名
【学校別】沖縄大学50名/沖縄キリスト教学院大学48名/沖縄国際大学559名/名桜大学62名/琉球大学289名/
県外大学106名/県内専修・専門学校667名 ほか
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| 調査期間 |
2007年3月〜4月 |
| 調査方法 |
・「沖縄の新卒就活応援サイトQナビ」に登録している会員を対象に2007年3月〜4月にインターネット上で調査・「4月13日開催のQナビ合同企業説明会」に参加した新規学卒者にアンケート用紙を配布、回収。 |

就職志望企業ランキングトップは沖縄銀行
就職したい企業ランキングは、沖縄銀行が3年振りに1位に返り咲いた。
沖縄銀行を志望する理由として、「職場に活気がある」「職場の雰囲気がよい」「仕事を通じて人々に喜びを与えられる」などが挙がっており、男性ランキング1位、女性ランキング1位と、男女ランキングともトップを独占した。
沖縄銀行は採用活動において「会社訪問」のみならず「OB・OG訪問」も積極的に受け入れており、「職場に活気がある」「職場の雰囲気がよい」など、職場の活気や明るい企業イメージは抜群の評価であった。
さらに、「地域密着・地域貢献」の経営理念のもと、地域の教育・文化活動などの支援や地域行事・奉仕活動への参加など、ソフト面からのバックアップにも積極的な取り組みが好印象で、「仕事を通じて人々に喜びを与えられる」やりがいのある仕事として評価されている。

金融系企業は、高順位をキープ
沖縄銀行(2位→1位)、琉球銀行(9位→3位)、沖縄海邦銀行(8位→5位)、大同火災海上保険(5位→9位)と地銀3行はそろってランクアップし、金融系企業の人気は上昇している。
志望する理由としては、「職場に活気がある」「職場の雰囲気がよい」「仕事を通じて人々に喜びを与えられる」「給与・福利厚生など待遇がよい」などが挙げられており、職場環境、待遇といった項目が高く評価された。

スーパー、自動車販売など小売業の順位上昇
小売業は20位以内に5社がランクインし、3社が順位を上げている。サンエー(1位→2位)、沖縄教育出版(78位→8位)、トヨタカローラ沖縄(14位)、沖縄ファミリーマート(11位→18位)、琉球ダイハツ販売(153位→20位)。
小売業が順位を伸ばした理由として、やはり親しみやすさや知名度、採用活動に積極的な動きを見せている点などが、学生に好意的に評価されている。

航空・運輸・旅行人気は変わらず
今年も航空・運輸、旅行・観光・ホテルなど人気業界は変わらずランクインしている。
エアー沖縄(4位→7位)、日本トランスオーシャン航空(12位→11位)、ザ・テラスホテルズ(6位→15位)、JTB沖縄(19位→12位)、パム(20位)。
旅行ツアーサイトを運営しているパムは、新卒への積極的な採用活動が支持され初登場でランクインした。

金融系企業は、高順位をキープ
沖縄銀行(2位)、大同火災海上保険(5位)、沖縄海邦銀行(8位)、琉球銀行(9位)と金融系企業の人気は安定し、高順位をキープしている。
志望する理由としては、「職場に活気がある」「職場の人間関係がよさそう」「仕事を通じて専門知識や技術が身につく」などが挙げられており、仕事待遇を重視する学生から仕事環境の項目が高く評価された。昨年と比べても変動の幅は小さく安定した人気を保っている。

ランキング20位以内に、ソフトウェア、自動車販売など新たに7社がランクイン
医療機器・設備販売の琉球光和、自動車販売のトヨタカローラ沖縄、ソフトウェア業のレキサス、パムなど4社がランキングに初登場した。また沖縄教育出版(78位→8位)、ビックニイウス(42位→13位)、琉球ダイハツ販売(153位→20位)と今年採用活動の目立つ企業が大幅に順位を上昇させた。

IT系は初ランクイン企業が2社
ソフトウェア・情報処理などのIT系企業は、20位以内にビックニイウスとレキサスの2社がランクインし、どちらも初ランクインである。
今年の傾向としては、知名度の高い企業がランキングから外れ、逆にこれまで名前が挙がらなかった企業がランクインした。ビックニイウスは今年の採用活動において頻繁に説明会を行い、学生と密にコミュニケーションをとっており学生への認知度を上昇させた。

今年の傾向
今年の人気ランキングに挙げられた企業全体を見ていくと、沖縄県以外に所在する企業が多数挙げられていること、多様な業種が挙げられていることなどこれまでとは違う傾向が見られる。
これは、学生の就職活動の方法が変わってきたからだと窺える。
以前であれば、学校の求人票などをもとに限られた中から志望企業を選択していたものが、今は就職活動用のインターネットサイトで簡単に多くの企業情報を収集することが可能である。インターネット上の企業情報は会社データや採用データ、OBOG、経営者についてなど、情報内容は詳細で多岐にわたっており、地元企業だけでなく全国の企業情報が見られるようになっている。
このように学生はインターネット上で膨大な企業の中から、個々の企業の仕事内容や待遇、制度、会社の雰囲気など詳細な情報を容易に比較検討できるようになったために、以前は「自分の興味・関心にあった業種」が上位志望理由に挙げられていたが、業種は条件としてそれほど重要視されなくなってきている。
また、県内の学生はもともと地元志向が根強いが、全都道府県の企業情報が手軽に得られるようになってからは県外で働くことの抵抗も薄れつつあるようだ。
沖縄銀行を始めとする、今年の地方銀行人気について分析してみると、まずインターネットを利用して会社情報や採用情報、OBOGや採用担当者からのメッセージ、写真を使って社内の雰囲気まで、学生に広く情報を開示している。
説明会では、企業や組織、採用方法などについて説明を行うが、採用担当者だけでなく先輩行員も参加し学生が気軽に質問が出来るように工夫をしている。そして会社訪問やOBOG訪問も積極的に受け入れて、社内の雰囲気や先輩行員働く様子を感じとってもらうなど情報開示から説明会や会社訪問まで、学生への対応がこまやかで密にコミュニケーションをとっていることが、学生からの信頼を得て、人気につながっていると窺える。
「就職志望」企業 上位20社(男女編)

「就職志望」企業 上位10社(学校編)
「就職志望」企業 上位 10社の選社理由
■「就職志望」企業1位≪沖縄銀行≫の主な選社理由
■「就職志望」企業2位≪サンエー≫の主な選社理由
■「就職志望」企業3位≪琉球銀行≫の主な選社理由
■「就職志望」企業4位≪沖縄電力≫の主な選社理由
■「就職志望」企業5位≪沖縄海邦銀行≫の主な選社理由
■「就職志望」企業6位≪光貴≫の主な選社理由
■「就職志望」企業7位≪エアー沖縄≫の主な選社理由
■「就職志望」企業8位≪沖縄教育出版≫の主な選社理由
■「就職志望」企業9位≪大同火災海上保険≫の主な選社理由
■「就職志望」企業10位≪琉球光和≫の主な選社理由